2018年8月19日日曜日

壊れたNASからHD救出

長年使っていた、ThcusのNAS N2200+ が壊れた。
原因は電源アダプターのコードをさす本体の電源コネクタが加熱して溶け電源がショート。電源直結することも考えたが、HD取り出して、UbuntuPCに接続してMount試みる。
NASではRAID1構成、OSはLinuxベースだったはずだからなんとかなるはず。

RAID1を構成するHD2台のうちの1台をSATAケーブルで接続
アプリのディスクを開けると認識している。
パーティションタイプ 0xfd
内容 Linux RAID メンバー
ファイルタイプ指定せずにmount試みるがエラー

ソフトウェアRADのパッケージが必要らしいので、mdadmをSynapticからインストール
インストールしただけで、アプリのディスクでRAID10(スワップ)とRAID1が認識された。
cat /proc/mdstat

md0 : inactive sda2[0](S)
      974735744 blocks
      
md10 : inactive sda1[0](S)
      2008000 blocks

RAID1の最小構成単位はデバイス2個です。1個では足りないのでデフォルトではRAID自体はスタートしません。なので、明示的にこのデバイスを開始させます。とのこと
 sudo mdadm --run /dev/md0

cat /proc/mdstat

md0 : active (auto-read-only) raid1 sda2[0]
      974735744 blocks [2/1] [U_]
     
md10 : inactive sda1[0](S)
      2008000 blocks

参考 linux RAID autodetectのHDDが片方だけ手元にある場合のマウント方法

マウントを試みるがエラー
 ファイル形式がLVM2 ロジカルボリューム!
Synapticでlvm2パーッケージをインストール

sudo pvscan

  PV /dev/md0   VG vg0             lvm2 [<929 .58="" br="" free="" gib="">  Total: 1 [<929 .58="" 0="" 1="" br="" gib="" in="" nbsp="" no="" use:="" vg:=""> 
sudo lvscan

  INACTIVE            '/dev/vg0/lv0' [883.00 GiB] inherit
 
sudo lvchange --available y /dev/vg0/lv0
 
sudo lvscan
  ACTIVE            '/dev/vg0/lv0' [883.00 GiB] inherit

参考 LVMボリュームのマウントの仕方
 
 マウントを試みる エラー
ディスクで確認するとファイル形式がXFS

sudo mount -t xfs /dev/vg0/lv0 /mnt/HD
無事にマウントできました!






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